千曲川ワインアカデミーでは、魅力的なワインの販売に携わる卒業生も多数輩出しています。
今回はそのうちの一人、新垣圭太さんを紹介します。…
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生産者ストーリー一覧

「ドゥ モンターニュ」はフランス語で「2つの山」を意味します。東信地域で馴染み深い2つの山:浅間山と蓼科山が視界に入る立科町牛鹿町に、千曲川ワインアカデミー(以下アカデミー)卒業生2人が立ち上げたワイナリーです。アカデミー2期生の安孫子尚さんと5期生の山岡剛さんが共同で経営しています。2023年9月に醸造免許を取得して開業、安孫子さんのワイン4,000本を仕込みました。…

小諸市糠地地区で2軒目のワイナリー、ドメーヌ・フジタは2021年秋に完成し、初仕込みを済ませました。ところがその翌年6月に創業者の藤田正人さんが急逝。同ワイナリーの研修生でもあった千曲川ワインアカデミー(以下アカデミー)7期生の織田徹さんが事業を引き継ぐことになりました。…

ドメーヌ パスレルの高橋雄一郎さんは今年、山梨県北杜市の圃場(標高800~850m、1.5ha)にワインぶどうの定植を完了しました。完成したばかりのワイナリーで今年から自社醸造も開始します。2009年の就農から足掛け13年、独立したワイン生産者として新たなスタートです。…

赤ワイン用ぶどうの銘醸産地と言われる上田市東山地区。ヴェレゾン・ノート(Veraison-Note)の中川裕次さんと櫻山記子さんは、カベルネ・ソーヴィニヨンと、日本では珍しいぶどう品種であるネッビオーロを軸に、この土地ならではの長熟の赤ワインづくりを目指しています。2018年の初リリース以来、オリジナリティの高いワインを次々とリリースしてきました。…

飛騨高山の通称で1年に約200万人(令和3年)の観光客が訪れる岐阜県高山市。2023年夏に、この地初めてのワイナリーが開業予定です。飛騨高山ワイン工房の石上寛さんと佳菜さんは、3年前から植栽を開始したワインぶどうの初収穫を今秋に控え、来年夏には初リリースと同時のワイナリー完成を計画しています。…

田村稔さんは15年に渡り京都でお肉料理店を経営されています。リーマンショックやユッケ事件の影響で、倒産危機に陥った厳しい経験から、お客様をより笑顔にするにはどうすればよいかを真剣に考えるようになりました。そんな中、たまたま立ち寄った本屋で、玉村豊男さんのワインの記事を読んだとき、「これだ!」と鼓動が高まり、いても立ってもいられなくなったそうです。…

東御市の日当たりの良い傾斜地に、星野勇馬さんの「Stardust Vineyard(スターダスト・ヴィンヤード)」はあります。ヴィンヤード名は、敬愛するミュージシャン「デヴィッド・ボウイ」の代表作に自分の名前を掛け合わせて命名したとのことですが、満天の星空のように輝くぶどうの房が実る畑になって欲しいという想いが込められています。…

立科町にヴィンヤード「carraria(カラリア)」を構える中村大祐さんは、2017年に地元産シャルドネを100%使用した2種類のヴィンテージをリリースしました。樽発酵の「ファミリア」は優しい味わいと花の香りが特徴で、ステンレス発酵の「オポテュニティ」はキリっと辛口、酸も残っている果実味豊かなヴィンテージです。…

長野県上田市塩田平の東側にある小高い丘。この心地よい風が吹き抜けるエリアは東山と呼ばれ、知る人ぞ知るワイン用ブドウの名産地です。田口航(タグチコウ)さんの「Sail the Ship Vineyard」は、この美しいワイン葡萄畑の一角にあります。…

中根靖さんが小諸市に移住してきたのは7年前のことです。もともと埼玉県の高校で数学教師をしていました。40代の頃から地方への移住を思い描き、50歳を過ぎたときに都会でのキャリアに終止符を打ち、第2の人生を歩むことを決断。自分にとっての理想の人生を追い求め、行動に移します。…

2017年末に信濃毎日新聞に大々的にこんなニュースが出ていました。
「坂城にワイナリー開設へ 千曲川特区活用 日本公庫1億200万融資」
そこには坂城葡萄酒醸造の成澤篤人さんの写真が。ほかのスタートアップワイナリーが、資金集めに苦労しているなかで、これほどの融資を受けることができたのです。…