Spring Wine Banquet ~千曲川ワインアカデミー10周年記念~
千曲川ワインアカデミーは2024年で10周年を迎え、卒業生は約300名となりました。
この節目を記念し、生産者と交流を図りながら彼(女)らのワインを立食ビュッフェと合わせてお楽しみいただけるイベントを3月20日(水・祝)に開催しました。
会場は汐留シティセンター42階、絶景で知られるPrime42。
JR新橋駅から徒歩3分、都営大江戸線汐留駅から徒歩1分と遠方からでもアクセスしやすい立地。
Prime42入口
受付を終えた方からウェルカムドリンクで喉を潤していただきました。
鮮やかなロゼ色はおめでたい春の宴にぴったり。
イチゴやラズベリーの華やかな香りがより一層気分を高揚させてくれます。
アルカンヴィーニュ/巨峰スパークリング2021
いよいよ開宴の時間になり、玉村豊男さんの音頭で乾杯。
お客様、生産者、関係者を合わせて約130名で、アカデミー10周年に盛大な祝杯を上げました。
続いてベストドレッサー賞発表!桜色のものを身に着けてきてくれた方の中から男女1名ずつ、玉村さんが選んだ方たちにギフトが贈呈されました。
おめでとうございます🌸
ギフト贈呈の後は小西超先生より開宴のご挨拶。
10周年記念のために駆けつけてくれたみなさまへのお礼、そしてアルカンヴィーニュ取締役・栽培醸造責任者としてこれからの意気込みを熱く語られていました。
ちなみに私は司会を務めました。
このイベントを企画して、会場の下見をしたのは半年前。
この日を無事に迎えられて心底ほっとしましたし、嬉しかったです。
小西先生からのご挨拶の後は、ゲストスピーカーの安蔵光弘先生(メルシャン エグゼクティブ・ワインメーカー)と東原和成先生(東京大学大学院農学生命科学研究科教授)からショートスピーチ。
お2人はアカデミーの特別講師を務められています。
これからの日本ワインの課題について、専門家のお2人からなかなか聞くことのできない貴重なお話を頂戴しました。
写真左:安蔵光弘先生 右:東原和成先生
アカデミーの未来、日本ワインの未来に期待が高まってきたところで、アカデミー卒業生を代表して成澤篤人さんから会場の皆さまにご挨拶。
成澤さんは玉村さんからバトンを受け取り、2023年より信州ワインバレー構想推進協議会の新会長に就任しています。
千曲川ワインアカデミー1期生 成澤篤人さん
遂に試飲会スタート!みなさんお気に入りの生産者のブースに向かいます。
今回は計12の生産者がブースを並べています。
どのブースもお客様との交流に花が咲き乱れていました。
生産者の背景に広がる壮大なパノラマヴューにも皆さん感激されていた様子。
立食ビュッフェのお料理やスイーツも好評でした!
このめでたき日を迎えられてアカデミー代表チームと安蔵さんも満面の笑み。
日本のワイン生産者の数は増え続け、これから大航海時代を迎えます。
アカデミー卒業生同士で切磋琢磨し、時に一丸となり、ブドウの樹の成長とともに更にパワーアップしたワインを再び笑顔で囲みたいですね。
<参加生産者> (アイウエオ順)
・いざわの畑(1期生 伊澤貴久)
・Vin de Padloquet!(2期生 屋鋪秀郎)
・カラリア(1期生 中村大祐)
・KODAMATEI(1期生 児玉俊一・恵仁)
・坂城葡萄酒醸造(1期生 成澤篤人)
・J’s Vineyard(2期生 酒井淳基 )
・テールドシエル(2期生 池田岳雄)
・農花(2期生 岡本なるみ)
・はすみふぁーむ(2期生 高野珠美)
・ひかるの畑(3期生 鈴木輝)
・Misono Vineyard(4期生 松村宗雄)
・ヨネファーム東御(3期生 米倉利典)
以上
レポート 田口あきこ(千曲川ワインアカデミー4期生・日本ワインなび主宰)