平成も残りわずかとなり、信州の桜も満開となりました。
皆さまお変わりなくお過ごしのことと存じます。
お蔭さまで、アルカンヴィーニュフォーラム「千曲川ワイン倶楽部」(以下CWC)は発足して丸3年を経過し、4年目を迎えました。
併せて「千曲川ワインアカデミー」も、5期生35名を迎えて講義が始まりました。これで1期生から5期生までのアカデミー卒業生・在校生は、何と126名となります。4期生までの91名の約半数は、すでに圃場を確保し、ぶどう
栽培に取り組んでいます。4期生の中には従来の千曲川流域のみならず、北海道に圃場を求める方も出てきており、アカデミーも全国的なワイングロワー育成機関としての期待が高まります。特に4期生から講義が土・日曜日となり、
多彩なバックグランドやキャリアを持ったメンバーが増えてまいりました。
自らのぶどう栽培ワインづくりのみならず、ワイン産業に関連するサービス産業の事業者や専門家も増え、地域への影響力も増していくものと思われます。
来月からの新元号令和移行に伴い、新たに《千曲川ワインバレー便り》と題し、代表の私から、CWCホームページ上で、隔月で千曲川ワインバレーの動向を皆さまにお知らせしてまいりたいと思います。CWCは地道な活動を続けておりますが、従来各自治体が、自分のまちだけの行政から、3年越しで提案し続けた結果、地域連携の動きがようやく顕著にでてきました。その辺を含めてレポートしてまいります。
今年度より生産者支援プロジェクトを中心に、CWCとアカデミーワイングロワーと双方向コミュニケーションをとりながら運営すべく、「CWCアソシエイツ」の登録をお願いしたところ、実に33名のアカデミー卒業生の皆さまが加入されました。CWCは、「CWCアソシエイツ」との協業を中心に、今後活動を進めてまいります。新しい取り組みにご期待ください。
アルカンヴィーニュフォーラム「千曲川ワイン倶楽部」
代表 小山 眞一